MMDモデルの「~先ボーン」は何のためにあるのか

2022年5月7日土曜日

3DCG MMD

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MMDモデルの作り方を調べていて、「~先ボーン」は何のためにあるのだろうと疑問に思いました。

いろいろ調べたところ、これは「pmd形式のモデルにおいて、末端のボーン(頭とか指先とか)の方向をわかりやすくするために存在するもの」のようです。



あにまさ式ミクさん(pmd)&Pmxエディタを使用させていただいています。
上記画像で赤くなっているのが「頭先」ボーンであり、その下に伸びているのが「頭」ボーンです。
ここで「頭先」ボーンを削除してみます。


上記画像で赤くなっているのが「頭」ボーンです。
棒状ではなく丸の形になってしまっています。

「頭先」ボーンを削除したモデルをpmdで出力し、MMDにも読み込んで比較します。


左のミクさんが元々のモデルです(非表示になっているが「頭先」ボーンが存在)。
「頭」ボーンを選択すると、ちゃんと棒状になっています。


右のミクさんが「頭先」ボーンを削除したモデルです。
「頭」ボーンが◎になっています。
これでは回転などの動きがとてもわかりづらいですね。

このように先ボーンは末端のボーンの形状・方向を示すために存在していますが、
基本的にはpmdモデルで使用するもののようです。

試しにpmxのモデルで同じように先ボーンを削除して比較してみたところ、削除してもきちんと棒状のままでした。
pmxモデルを作成する上では、先ボーンが無くても特に問題ないようです。

メモとして残しておきます。

(…ただ、私が見たことのある配布されているpmxのモデルは大体先ボーンが存在していたんですよね。それに何か理由があるのかどうかは、今回調べた限りではわかりませんでした。)

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